目的・用途に見合った決済代行サービスの選び方

決済代行サービスを選ぶにあたって、導入した際の用途や目的を明確にしておくことが大切です。たとえばいくら便利で低価格で利用できるサービスであっても、使用したいと考えているECカートシステムに対応していなければ意味はありません。また採用している課金方法が継続なのか従量課金なのか、といった条件をはっきりさせておくのも重要です。当然ながら必要な課金システムにマッチしていなければ、導入しても上手く活かせないからです。

一元管理に惹かれてサービスの導入を検討しているのであれば、入金の時期・回数なども考慮に入れましょう。入金される頻度や回数を確認しつつ、必要な日時に間に合うかどうかもチェックしておかないと、自社のサービスの運営がままならなくなるからです。使用したい決済手段に対応していることも、決済代行サービスを選ぶ際の重要な基準の1つです。加えて導入するのが実店舗なのか、ECサイトであるのかも事態を左右するポイントとなり得ます。

ECサイトに実装するのであれば、支払い手段の中でも最も多いクレジットカード決済のセキュリティ対策は万全でなくてはなりません。決済情報を非保持する仕組みや二重認証、不正検知関連といった対策が盛り込まれているかきちんと確認しましょう。他にも連携しているサービスとの親和性や、締め日・入金回数といったキャッシュフロー面など自社のビジネスモデルに合った、的確な決済代行サービスを選ぶことが重要になります。